Company

会社概要

「厄除けのお大師様」として、 広く親しまれている川崎大師。 1929年、私たちはこの地に誕生しました。 はじまりは参拝客に向けた、町の金物屋。 そんな私たちが転機を迎えたのは戦後のこと。 きっかけは、大手ゼネコンからの依頼でした。

当時、復興と経済成長を目指し、 大規模な建設が盛んに行われていた時代。 建設業界は活気に満ちあふれ、 たくさんの建材や工具が求められていました。

「山本商会にないものはない」 「頼まれたら絶対に断らない」 いまも引き継がれている精神は、 当時から大切にされていました。 そこには、困っているお客様を放っておけない、 無理難題に応えたい、という想いがありました。

やがて時代は変わり、 バブル崩壊やリーマンショックなど、 ざまざまな危機が業界を襲いました。 その中で、私たちは独自の強みを磨き、 変化の波を乗り越えてきました。

「いま欲しい」に応える配送体制。 「なんでも揃う」を叶える豊富なラインナップ。 現場とモノを知り尽くした専門力。 なにより「なんとか頼む」に応える人情力。

これらは業界のリーディングカンパニーとして、 先人たちが積み重ねた私たちの強み。 山本商会にとって、かけがえのない資産です。

私たちがモノを届ける現場。 そこはビジネスの最前線であり、 この瞬間にもお困りごとが起こっています。

ただモノを届けるだけでなく、 そうした声に耳を傾けること。 そうすることで目には見えない、 “ものがたり”が生まれていきます。

仲間とともに逆境を乗り越え、 仕事の誇りを生み出すものがたり。 データや情報だけでなく、 作り手の想いがこもった商品のものがたり。 「いますぐ欲しい」から「また頼むよ」へ、 ぬくもりのある人と人のものがたり。

瞬間的な期待に応えることで、 不変的な関係につながっていく。 金銭でなく人情でつながる関係こそ、 本当のビジネスだと私たちは思います。

モノを届けることで、ものがたりをつないでいく。 これが私たち、山本商会の使命です。