山本商会 工事取扱カタログ
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■面内せん断試験▲面内せん断試験の様子■従来の金物1920市街地建築物法筋かいは3階建てに入れるなど※試験体高さに対する水平変位の割合を用い、単位はrad.(ラジアン)。面内せん断試験の様子を撮影した動画はこちらからご覧頂けます。M7.9東南海地震1944M6.8三河地震1945従来の金物は1/30rad.ですでに筋かいに割れが生じており、1/15rad.では大きく裂け、ビスの抜けも見られます。ブレスターZ600は金物が変形することにより、1/15rad.に至っても筋かいに割れはありません。ブレスターZ600を用いた耐力壁と従来の金物を用いた耐力壁に水平力を加え、荷重と変形角※の関係を調べる面内せん断試験を実施しました。下の写真では同じ変形角での両者の様子を比較・検証しています。検証は左の写真のような試験装置を用い、左右に交互に力を加えて荷重・変形角を計測します。耐震の歴史https://www.okabe.co.jp/brastarz/shear_wall_tests.html■ブレスターZ600M7.9大正関東地震(関東大震災)19231924市街地建築物法改正筋かいを入れることを規定(詳細は少ない)M8.0南海地震1946M7.1福井地震19481950建築基準法地震力に対する必要壁量の制定、軸組の種類と倍率(壁の強度)の制定1/120rad. 損傷限界1/30rad. 安全限界1/15rad. 安全限界後面内せん断試験 〔自社調べ〕

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